メンズ向け冬用靴下のおすすめ10選!体質や用途に合わせた最適な選び方も解説します!

メンズ向け冬用靴下のおすすめ10選!体質や用途に合わせた最適な選び方も解説します!

この記事の執筆者
三浦大輝(Daiki Miura)のサムネイル
三浦大輝(Daiki Miura) Waveless店長/合同会社Pick Your Own代表

ソックスブランド「Waveless(ウェーブレス)」店長。
学生時代からスニーカーの魅力に惹かれ、これまでに累計300足以上のスニーカー売買を行っており、ブランド問わず多数のスニーカーを保有している。
そのスニーカー好きが高じて2024年5月にソックスブランド「Waveless(ウェーブレス)」を立ち上げる。

目次

    この記事ではメンズ向けに冬用靴下のおすすめ10選を紹介します。

    冬用の靴下と聞くと保温性や防寒性に優れた靴下を想像されると思いますが、実は体質によっては現代の優れすぎた靴下がミスマッチになってしまう人がいます。

    この記事では用途や体質に合わせた靴下の選び方も含めて詳しく紹介していきます。

    メンズが冬用靴下を選ぶ際の3つのポイント

    男性が凍える指先を吐息で暖めている写真

    おすすめの冬用靴下を紹介する前に、冬用靴下を選ぶ際のポイントを解説していきます。

    男性の場合は、その人の体質や用途で必ずしも冬用靴下が良いとは限りません。

    その理由も含めて解説していきます。

    point1)体質

    1日で足裏にかく汗の量は200mlのイラスト
    引用:デオナチュレ

    冬場に大人気の「発熱靴下」や「防寒靴下」ですが、男性の場合は必ずしもそれが冬場の靴下としてベストとは限りません。

    発熱靴下や防寒靴下は、機密性が高いため足裏の汗量が多い男性が履くと汗が逃げにくく蒸れた状態が続き、逆に汗冷えしてしまったり不快感を感じることがあります。

    また蒸れた状態が続いてしまうと雑菌も繁殖しやすくなるためニオイや水虫の原因となることもあります。

    冷え性の男性の方などには、発熱靴下や防寒靴下はおすすめですが、暑がりであったり普段から汗を掻きやすい人は通常の靴下の方が良い可能性もあります。

    point2)用途

    室内で足が冷えると感じる時に室内用として発熱靴下や防寒靴下を履くことは良いと思いますが、スポーツ時(特に動きが激しいスポーツ)などを行う際に、冬用靴下を履くことはおすすめできません。

    理由としては冬用靴下は生地が厚い分、足裏の地面との接地感が鈍くなるということと、激しい運動は汗をかきやすいと思うので、上述でも述べたように機密性が高い靴下は汗が逃げにくく蒸れて不快感やニオイの原因となってしまうためです。

    スポーツ時などはスポーツ用の靴下か通年で履ける通常の靴下が良いと思います。

    point3)素材

    冬用靴下の素材としては下記の素材が多く使用されています。

    各素材の特徴を簡単に紹介します。

    • ウール(毛):羊の毛由来の天然繊維。繊維が多くの空気を含むため保温性が高く肌触りが良いのが特徴です。吸湿性と放湿性にも優れているため蒸れにくいという特徴があります。
    • カシミヤ:カシミヤヤギの毛由来の素材で、非常に軽く、保温性・保湿性に優れています。
    • レーヨン:綿よりも吸湿性が高く、その吸湿した水分で繊維内で熱を発生させる「吸湿発熱」という性質があり冬用靴下によく使用される素材です。
    • アクリル:合成繊維ですが、保温性が高く、軽くて丈夫なのが特徴です。ウールなど他の素材と混紡されることが多く、価格も比較的リーズナブルです。
    • ナイロン:耐久性が高い合成繊維で、他の素材と混紡することで強度を向上させることができる。
    • ポリエステル:速乾性と耐久性に優れた合成素材。ナイロン同様に靴下自体の強度を高める目的で混紡されることが多い。

    基本的に冬用靴下と呼ばれる靴下は「ウール」や「レーヨン」が多く利用されています。

    発熱靴下や防寒靴下を選ぶメリットとデメリット

    冬場に大人気の「発熱靴下」や「防寒靴下」ですが、メリットとデメリットがあると思いますので、上述と重複する部分もありますが改めて簡潔にまとめさせていただきます。

    メリット

    メリットと考えられるのは下記です。

    • 体温上昇の期待:足元を効果的に温めることで、血流が改善され、体全体が温まりやすくなりますので、普段から冷え性の方におすすめできます。
    • クッション性の向上:厚手の靴下は内側がパイル地などで厚みがあることが多く、足裏のクッション性が高いというメリットがあります。
    • 乾燥予防と角質ケア:湿度の高い状態が維持されるため保湿効果が高まり、乾燥しやすいかかと部分の乾燥予防や角質ケアに役立ちます。

    デメリット

    デメリットと考えられるのは下記です。

    • 汗の蓄積による雑菌の繁殖:暖かい靴下は気密性が高く、足裏から出る汗が逃げにくい傾向にあります。それにより足裏が蒸れた状態となり雑菌やニオイの原因となることがあります。
    • 靴のサイズが合わなくなる:冬用の靴下は厚みがある場合が多く、普段履いている靴と履くとキツくなってしまい足が圧迫されてしまう可能性があります。
    • 素材の劣化:冬用靴下に多く使用される「ウール」や「レーヨン」は洗濯方法を誤ると縮みやすく、また毛玉ができやすいという懸念があります。

    結論

    結論としては「冷え性の男性や寒がりの男性は冬用靴下がおすすめ」「汗っかき・暑がりな男性は通常の靴下がおすすめ」です。

    上記を元に、ここから先では「冬用(発熱・防寒機能あり)靴下」と「冬でもおすすめできる通常の靴下ブランド」のおすすめを紹介していきます。

    メンズ向け発熱靴下・防寒靴下のおすすめ5選

    まずは発熱機能や防寒性に優れた靴下を5つ紹介したいと思います。

    冷え性や寒がりという方は、まずはこちらの靴下をチェックしてみてください。

    【TabioMEN(タビオ メン)】ウールネップ異素材ボーダーソックス

    TabioMENのウールネップ異素材ボーダーソックス

    • 特徴:ウール混による高い吸湿性と放湿性を実現
    • 素材:アクリル41%、ナイロン33%、毛23%、綿2%、ポリウレタン1%
    • 価格:1,540円(税込)
    • 販売サイト:Tabio 公式ストア

    靴下のブランドとして実店舗も多く構えている「Tabio(タビオ)」の暖かソックス。

    独特の毛足の長さが特徴です。

    デザインやカラーリングも含めて冬っぽさを感じさせる一足になっています。

    【靴下の岡本】ココピタ あったか実感 メンズ

    靴下の岡本 ココピタあったか実感メンズ

    • 特徴:2層のボーダーパイル構造で高い保温力を実現
    • 素材:アクリル42%、レーヨン29%、ポリエステル22%、ナイロン5%、ポリウレタン2%
    • 定価:2,200円(税込)
    • 販売サイト:「靴下の岡本」公式ストア

    テレビCMなどでも流れている靴下の岡本の「ココピタ」シリーズ。

    特許も出願済みの独自の編み方による保温性の高さが売りです。

    【WORKMAN(ワークマン)】シン・ホッとする靴下3足組

    ワークマンのシン・ホッとする靴下3足組

    • 特徴:圧倒的な価格の安さ
    • 素材:ポリエステル・アクリル・レーヨン・ポリウレタン・アクリレート
    • 定価:780円(税込)
    • 販売サイト:WORKMAN 公式ストア

    現場作業者など向けの機能性ウェアブランドとして長年愛されている「WORKMAN(ワークマン)」のソックスは、なんといってもその価格の安さが特徴です。

    ビジネスというよりかはプライベート用として使用するのが良いと思います。

    【GUNZE(グンゼ)】24時間消臭機能付き!あったかソックス

    グンゼの24時間消臭機能付き!あったかソックス

    • 特徴:老店靴下ブランドの安心感
    • 素材:レーヨン、綿、その他
    • 定価:1,650円(税込)
    • 販売サイト:GUNZE 公式ストア

    インナーウェアブランドの老店「GUNZE(グンゼ)」

    価格に対してのクオリティの高さが特徴で、こちらの靴下もビジネス用としてスーツの下に履いていても全く違和感を感じないクオリティとなっています。

    【tutuanna(チュチュアンナ)】まるでカイロのような暖かさ

    チュチュアンナのまるでカイロのような暖かさソックス

    • 特徴:鍼灸師監修のあったか靴下
    • 素材:アクリル、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、ポリウレタン
    • 定価:1,199円(税込)
    • 販売サイト:tutuanna 公式ストア

    女性の下着ブランドとしてのイメージが強い「tutuanna(チュチュアンナ)」ですがメンズ向けの商品も販売しておりまして、その中の1つに靴下があります。

    こちらの靴下は鍼灸師監修の靴下で、冷えに効くツボとつま先を重点的に保温するような作りとなっています。

    冬でも快適に履ける靴下ブランド5選

    冬用の靴下を5つ紹介しましたので、ここでは通年で履ける靴下ブランドの中から、おすすめの5ブランドを紹介させていただきます。

    1)Waveless(ウェーブレス)

    ウェーブレスのイメージ画像

    • 特徴:スニーカーに特化したデザインと商品の仕様
    • おすすめの靴:スニーカー
    • 価格帯:1,880〜1,980円(税込)
    • 販売サイト:Waveless 公式ストア

    Wavelessは「スニーカーをより引き立てる」をコンセプトに2024年に生まれたブランドで、コンセプト通りスニーカー起点で考えられたデザインは、スニーカーとの相性が抜群です。

    カラーバリエーションも豊富で、冬にこそ履きたいブラウンやオレンジの入ったカラーもあります。

    また冬場に冷えがちなつま先とかかと部分のみが、パイル地となっているのも冬にもおすすめできる理由です。

    靴下をスニーカーと合わせて履きたいという方は、ぜひ一度公式ストアを見てみてください。

    ストリートソックスブランド「Waveless」を紹介!スニーカー好きメンズにおすすめの靴下を徹底解剖!

    2)HARUSAKU(ハルサク)

    ハルサク公式ストア

    • 特徴:国内生産、シンプルなデザインが多め
    • おすすめの靴:革靴
    • 価格帯:1,100円〜1,650円(税込)
    • 販売サイト: HARUSAKU 公式ストア

    靴下産業が盛んな奈良県で生産・販売されているブランドです。

    素材や編み方にこだわった靴下が魅力です。

    デザインは無地を中心にシンプルなので革靴にも合わせやすく、カラバリエーションが豊富なので自分の好きな色が見つけられると思います。

    3)stance(スタンス)

    スタンス公式ストア

    • 特徴:有名アニメなどとのコラボが頻繁に販売される。
    • おすすめの靴:スニーカー
    • 価格帯:1,980円〜3,300円(税込)
    • 販売サイト:stance 日本公式ストア

    アメリカ初のソックスブランド「stance(スタンス)」

    日本国内でも多くのスニーカーショップなどで取り扱いのある有名ブランドです。

    通常の靴下としては比較的厚めな作りとなっているので冬場でも快適かと思います。

    4)TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)

    タケオキクチ公式ストアのソックスの販売ページ

    • 特徴:知名度の高いブランド。40代以降の大人男性に好まれるようなデザイン
    • おすすめの靴:革靴
    • 価格帯:1,320円〜2,860円(税込)
    • 販売サイト:TAKEO KIKUCHI 公式ストア

    メンズアパレルブランドとして大人な男性を中心に高い人気を誇る「TAKEOKIKUCHI」

    アパレルももちろんですが、靴下も多く出しているブランドです。

    機能面に特徴がある靴下ではありませんが、スーツでも私服でも使えるような汎用性の高い靴下を数多く取り揃えています。

    5)HUF(ハフ)

    ハフ公式ストア

    • 特徴:ストリートブランドとして高い人気を誇る。マリファナ柄靴下が有名。
    • おすすめの靴:スニーカー
    • 価格帯:2,970円〜3,300円
    • 販売サイト: HUF 公式ストア

    Tシャツやパーカーなどのアパレル商品が人気のストリートブランド「HUF(ハフ)」

    機能面で突出したものは特にないですが、ストリート系やスケーター系のファッションを好む方に人気の高いブランドです。

    通年で同じ靴下を使用するという場合は検討しても良いかと思います。

    また国内のショッピングモールなどにも店舗が入っているので、実際に自分の目で見て購入することができるという点もポイントです。

    まとめ

    この記事ではメンズ向けに冬用靴下のおすすめと冬用靴下を選ぶ際の選び方やポイントについて紹介しました。

    暖か靴下は冷え性の男性などにとっては非常に便利でありがたい商品ですが、万人に当てはまる商品ではありません。

    自分の体質なども踏まえて、冬場を快適に過ごすための自分に合った靴下を探してみてください。

     

    <関連記事>【冬のスニーカー選び】メンズにおすすめの7足を紹介!!ナイキやニューバランスなど人気ブランドから紹介! 靴下を長持ちさせるための正しい洗い方とは?「表のまま」「裏返し」どっちで洗うのが正解? おしゃれメンズ靴下ブランド10選!ブランド別の特徴や選び方も併せて紹介!

    記事一覧へ戻る